バリーさん日記

人生の記録用として始めました。のんびりやっていきます(^-^)

77冊目〜ルビンの壺が割れた〜あらすじ・感想

 

今回は、宿野かほる作の『ルビンの壺が割れた』を読みました。

 

二人の男女によるネットを介してのメッセージのやり取りのみで物語が進んでいくお話で引き込まれました(^-^)

books.rakuten.co.jp

 

作者の宿野(やどの)かほるさんは、2017年に『ルビンの壺が割れた』で作家デビューし、プロフィールは一切非公開とし、覆面作家として活動されています。

 

 

あらすじ

 

かつて恋人関係だった男女が20年の時を経て、フェイスブックを通じてネット上で再会し、メッセージのやり取りを始める。

 

かつてあんなに仲が良く、結婚の約束までしていたのに、結婚式の前日にいなくなってしまった花嫁。

 

失踪の理由やそれぞれが抱えていた思いが、メッセージによって徐々に明らかになっていく・・・

 

 

感想

 

二人のメッセージにより物語が進んでいくため、とても読みやすくスラスラ読めました。

 

メッセージの最初の方は、お互い探り探りで二人の出会いや大学時代の思い出などについてやり取りをしていましたが、

 

徐々に結婚式の前日に失踪した理由について、話の方向が向いていきます。

 

お互いが秘密を抱えており、物語が二転三転していくのが面白く、話に引き込まれていきました。

 

最後の数ページを読んだ時は、背筋がゾッとしました笑

 

なんか執拗に女性の苗字や住所を聞いてくるなぁと思っていたら、男性にも過去に驚くべき秘密があったんですね、、、

 

その秘密を知ってから読み直すと、さらに恐ろしさを感じます😱

 

ページ数も170ページほどで読みやすく、退屈しないストーリー展開なので、普段小説を読まない人にもオススメです\(^^)/

 

 

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