今回は、東野圭吾 作の小説『ある閉ざされた雪の山荘で』を読みました!
最近映画化された今作ですが小説を読んだことがなかったので、まずは小説を読みました!
さすがの東野作品で、早く先を読みたくなる物語の構成で、最後まで退屈することなく読め、とても面白かったです😄
東野圭吾さんの作品を紹介するのは初めてなので、簡単に著者紹介を。
1958年生まれ、大阪出身。
1958年、『放課後』で江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビュー。
2006年、『容疑者Xの献身』で直木賞や本格ミステリ大賞を受賞する。
サスペンスやミステリーの作品が多く、ガリレオシリーズや加賀恭一郎シリーズ、マスカレードシリーズなど、シリーズものも数多く世に出されている。
映画化やドラマ化された作品も多く、現存する日本人作家の中でも1,2を争う人気作家です。
あらすじ
高原のペンションに集まったのは、演技のオーディションに合格した男女7名。
そこには、演出家の東郷陣平からの指令があった。
それは、この合宿は、舞台稽古であり、
人里離れた山荘で、突然の大雪に巻き込まれ、外部と連絡を取れなくなった状況下という設定で、
今後起きる出来事に対して対処してほしい。
携帯等で外部と連絡をとった場合は、先日のオーディション合格を取り消す。というものだった。
そんな中、1人ずつメンバーが消えていき、彼らが殺害された状況を説明するメッセージが残される。
最初こそ、それが舞台稽古の追加設定だと思っていたが、次第に本当に殺人事件が起こっているのではないかと疑いを持っていく。
感想
最近映画化されて話題となった今作ですが、小説が発表されたのは、1992年とだいぶ昔なんですね😲
20年以上前に発表された作品されたが映画化されるなんて、さすがは東野先生、魅力的な作品が多いですね✨
今作は、一風変わったミステリーで、
演技の合宿という名目で集められ、大雪の中の孤立したペンションで連続殺人事件が起こるという設定で男女7名が芝居をしていくのですが、
実際に殺されてるような様子や物的証拠が出てきて、果たしてこれは芝居なのか本当の殺人なのか、読者も疑心暗鬼になりながら物語が進んでいって、
自分もペンションの中で過ごしていような没入感を感じることができました。
結末としては、オーディションに落ちた一人の女性劇団員が、
オーディションに合格した他の劇団員たちに復讐するために仕組んだ合宿で、
本人もペンションの中でその殺人劇を見ていたのでした😱
まさか、もう一人いたとは、、、
全く気がつきませんでしたが、今思うと確かにと思うところが物語の序盤中盤でありました。
さらにその殺人劇は、復讐を企む女性劇団員を欺くための演技で、男女7名のうちの4名による協力による芝居でした。
芝居かと思いきや殺人、かと思いきや芝居。
という三重構造の事件で、最後の事件解決編では8人が集まり和解に至り、ハッピーエンドでよかったです😄
物語にのめり込んでしまい、二日で読み終えましたが、とても面白くて映画版も観てみたいと思いました!!
まだまだ東野作品で読んだことない作品も多いので、他の東野作品も読んでいきたいと思います\(^o^)/
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