今回は、田中 修さん作の『フルーツひとつばなし』を読みました。
作者の田中 修さんは、京都府生まれで、植物学者でありながら甲南大学の名誉教授もやられています。
植物に関する分かりやすい入門書を多く書かれています。
今作は、果物に関するお話で、
りんごやみかんなどの王道果物からパッションフルーツやライチなどのあまり馴染みのない果物まで
実に50種類もの果物について、詳しく紹介されています。
それぞれの果物について、原産地や名前の由来、育ち方や特筆すべき栄養分などが記されており、初めて知ることも多く、とても勉強になりました。
自分への備忘録のためにも、いくつか書いておきます😄
メロンの表面には網目模様があり、なぜ網目模様になっているのだろうかと不思議に思っていましたが、
あの網目模様は、「傷をおおうかさぶた」のようなものなんだそうです。
メロンが大きく実るにつれ、表皮がひび割れ、亀裂が入り、その亀裂を塞ぐために分泌液が出てきて層になります。
その層が固まったのが網目模様の正体です。
モモの実にはなぜ産毛があるのかですが、産毛にはキチンと役割があります。
それは、
①虫にかじられるのを防ぐため
②水をはじくため
です。
産毛であっても小さな虫からするとチクチク感じますし、水をはじくことで病原菌の感染を防ぐことができます。
このように、あらゆる果物についての知識が詰め込まれており、この1冊で果物のことをたくさん知ることができました🍓
たまには、こういった新しい知識を得ることができる本を読むのも楽しいですね(^-^)
これからもいろんな本を読んで知識を深めていきたいと思います\(^o^)/
〜〜〜〜〜やりたいことリスト〜〜〜〜〜
☆本を1000冊読む ➡︎85/1000冊
☆映画を1000本観る ➡︎139/1000本
☆アニメを1000作観る ➡︎95/1000作
☆ラーメン屋に1000軒行く➡︎58/1000軒
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