バリーさん日記

人生の記録用として始めました。のんびりやっていきます(^-^)

86冊目〜むかしむかしあるところに、死体がありました。〜あらすじ・感想

 

今回は、昔ばなし×ミステリ

大ヒットしたミステリー小説『むかしむかしあるところに、死体がありました。』を読みました。

 

作者の青柳碧人(あおやぎあいと)さんは、1980年千葉県生まれで、早稲田大学在学中は、クイズ研究会に所属していた経歴を持ちます。

 

数学ミステリ『浜村渚の計算ノート』で小説家デビューし、数々の人気シリーズを世に送り出しています。

 

中でも、昔ばなしの世界の中で起こる殺人事件を解決していくミステリーシリーズである

 

『昔ばなしシリーズ』

 

昔話の中でも、赤ずきんを題材とし、映画化もされた赤ずきんシリーズ』が有名です。

 

今作は、そんな『昔ばなしシリーズ』の第1作目になります。

 

 

あらすじ

密室殺人やダイイングメッセージといったミステリーの王道テーマが

 

誰もが知ってる昔ばなしの中で起こるミステリー。

 

短編小説5編を収録。

 

収録作品

一寸法師の不在証明

 

☆花咲か死者伝言

 

☆つるの倒叙がえし

 

☆密室竜宮城

 

☆絶海の鬼ヶ島

 

 

感想

収録作品のタイトルを見て、興味を惹かれ購入しました(^-^)

 

誰もが知ってる昔話の中でもし殺人事件が起きたら・・・という世界観で、昔話の中だからこそできるトリックもあり、斬新で面白かったです😄

 

昔ばなしの中で起こるミステリーという異質なテーマでありながら、

使われるトリックや犯人への道筋がとてもしっかりしていて、

本格的なミステリーとして楽しむことができました。

 

一寸法師の不在証明では、打出の小槌を用いたトリックが出てきたり、

絶海の鬼ヶ島では、桃太郎と鬼との本当の戦いが記されていたりと

昔ばなしの世界でしか味わうことができないミステリーで面白かったです(^ ^)

 

どの作品も一筋縄ではいかず、最後に読者をアッと驚かせる仕掛けもあり純粋なミステリーとしてみても完成度の高い作品だと思いました。

 

青柳碧人さんの作品は初めて読みましたが、読みやすく伏線回収も多く、とても面白かったです✨

 

続けて『昔ばなしシリーズ』・『赤ずきんシリーズ』と読み進めていきたいと思います\(^^)/

 

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