今回は、岡崎琢磨さんの人気ミステリー小説シリーズである『珈琲店タレーランの事件簿』の第6作目を読みました。
岡崎琢磨さんは、1986年生まれで、福岡出身の推理作家でギターも弾くことができます😄
そんな岡崎さんのデビュー作であり代表作なのが『珈琲店タレーランの事件簿』です。
『珈琲店タレーランの事件簿』は、京都の小路の一角にある喫茶店でバリスタとして働く切間美星が常連客であるアオヤマと共に、店に持ち込まれてくる謎を解き明かしていくミステリー小説です。
2023年9月現在第8作まで出ており、210万部突破の人気シリーズとなっています。
人の死なないポップなミステリーで私も大好きなシリーズです(^-^)
あらすじ・登場人物
切間美星(きりま みほし)
性格は少し控えめで人見知りしがち。
聡明な頭脳の持ち主で店に持ち込まれてくる
様々な謎を解き明かしていく。
バリスタとしての腕も一流。
青野大和(あおの やまと)
略して「アオヤマ」と呼ばれている。
コーヒーが大好きな青年。
自分の理想のコーヒーを追い求めて
「タレーラン」へ辿り着く。
好奇心旺盛で、他人を思いやることができる
優しい青年。
藻川 又次(もがわ またじ)
美星の大叔父で「タレーラン」のマスター。
女性好きで、ナンパしてるところを
よく美星に注意される。
第6作のあらすじ
狭心症を発症し、突然倒れてしまった藻川又次。
このまま死んでしまうかもしれないと不安になった彼は、美星にとある依頼をする。
それは、4年前に亡くなった愛する妻・千恵が、生前一週間も家出するほど激怒した理由を突き止めてほしいとのこと。
美星は、アオヤマと共に大叔父の願いを叶えるために奔走していく。
感想
『珈琲店タレーラン』シリーズも早いものでもう6作目になりました。
5作目を読み終えてからしばらく経ちましたが、ようやく読みました笑
相変わらず読みやすく、ミステリーとしてもとても完成度が高くとても面白かったです(^-^)
『珈琲店タレーラン』シリーズの魅力は、人の死なないポップなミステリーなところかなと思います。穏やかな気持ちで読み進めることができます😄
京都×喫茶店が舞台となっており、京都もコーヒーもミステリーも好きな私にとってとても刺さるシリーズとなっています笑
また、探偵役のバリスタ美星も凄く魅力的なキャラで、クールで落ち着いており、頭も切れて美人さんで、
そんな美星さんは、謎を解き明かそうと深追いするあまり、よく事件に巻き込まれます。
そこでアオヤマが登場し、美星さんを救い出していくというストーリー展開が多いです。
6作目となる今作は、大叔父である藻川さんの願いで、亡くなった藻川さんの妻・千恵さんが怒った理由を知るために動き出すところから始まります。
藻川さんがある日、コーヒーカップを割ってしまい、いつもはそこまで怒らない千恵がなぜか激怒し、一週間も帰って来なかったのでした。
その謎を解明すべく美星とアオヤマは京都を飛び回ります。
その謎からある画家や絵画にまで発展していき、様々な人を絡めて謎が深まっていきます。
単なる謎の解明だけで終わらないのがタレーランシリーズの魅力の一つで、もう一つ大きな仕掛けが作中に隠されていました。
ところどころ違和感のある描写があったので、何かあるのかなとは思っていましたが、最後の方になるまで気づきませんでした。
何はともあれ今回も無事に謎が解けてよかったです😄
また、美星とアオヤマとの関係にも進展があり、今後の展開も楽しみです!
7作目も購入済みなので、またちょっと期間を置いて読みたいと思います\(^^)/
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