今回は、有間カオルさん作の小説『魔法使いのハーブティー』を読みました。
自分の畑で採れたハーブで作るハーブティーを提供するお店で、
お手伝いとして働きながら、
ハーブについて学びながら成長していく少女の物語で、
優しさに溢れた作品でした😁
あらすじ
親を亡くし、親戚中にたらい回しにされる不幸な少女、勇希。
夏休みの間だけ身を寄せることになったのは、横浜に住む会った事もない叔父の家。
勇希が訪ねると、叔父は可愛らしいカフェのオーナーをしていた。
そのカフェでは、自分の畑で採ったハーブを使って、様々なハーブティーを提供している。
お客さんが滅多に来ないカフェで、勇希は叔父と一緒に暮らしながら、そのカフェで手伝いをすることとなる。
一緒に暮らすにあたって、勇希約束させられたのは
「魔女の後継者として、真摯に魔法の修行に励むこと」
感想
本屋に立ち寄った時に、可愛らしい表紙のこの本を見つけたので、購入しました(^-^)
タイトルを見たときに「魔法使い」とあったので、ファンタジー系のお話かなと想像していましたが、
実際には、ハリーポッターみたいな魔法ではなく、
紫色のラベンダーティーにレモンの果汁を落とすと、鮮やかなピンク色に変化するような化学反応を利用した魔法が出てきます。
魔法の杖やドラゴンは出てきませんが、素敵な魔法のお話でした🫖
ハーブにもいろんな種類があり、それぞれに効能があり、数種類のハーブをブレンドしてハーブティーが作られていることを知って、
ハーブを勉強していろんなハーブティーを楽しむのも面白そうだなと思いました。
ストーリーの方は、カフェのオーナーでもあり、魔法の先生でもある勇希の叔父さんの優しさが終始印象に残りました。
お店のハーブティーが不味いと言われても、お店の中で暴れられても怒らず、ふにゃりとした笑顔で相手を和ませ、自慢のハーブティーで相手の気持ちを落ち着かせます。
勇希もそんな先生の姿を見て成長し、今後の自分の人生の舵取りに大きな影響を受けます。
自分の新たな道を決断するための勇気を先生からもらい、今まで育ててくれた親戚ではなく、先生のもとで暮らしたいと決断した勇希にたくましさと頼もしさをみました。
勇希には、先生の優しさを存分にもらい、これからも魔法の勉強をしながら、学校生活やカフェでの時間を楽しんで欲しいな思います👍
ページ数は400頁ほどで、読みやすくてスラスラ読め、心がほっこりするような物語でした\(^o^)/
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