今回は、池井戸潤さんの小説が原作の映画『七つの会議』を観ました。
豪華な俳優陣の演技力に圧倒されました😲
ある電機メーカーで起こった不祥事に巻き込まれていく社員たちを描いた群像劇で、2019年に野村萬斎さん主演で映画化されました。
あらすじ
中堅電機メーカーである東京建電で営業一課の係長として勤務する八角民夫は、
営業会議中に居眠りをしたり、仕事もろくにしなかったりと
「ぐうたら社員」として有名である。
そんな中、新しく営業一課の課長として就任した原島が、飛行機や新幹線の座席で使用されているネジの強度不足に気づいた。
人命に関わる大問題であり、すぐに公表してリコールを行うべきする者、責任を恐れて隠蔽しようとする者。
社内が疑心暗鬼に包まれる中、会社の上層部のみが出席する御前会議が執り行われる・・・
感想
ある会社の不祥事を中心に描かれる人間ドラマで、俳優陣の豪華さと、迫力ある演技を楽しめました。
主演は野村萬斎で、香川照之、北大路欣也、片岡愛之助、木下ほうか等、渋めの俳優さんたちが多く揃っています😄
中でも、主人公の八角を演じた野村萬斎さんの演技力に驚きました。
普段は飄々としている八角ですが、その心の内には太い芯があり、会社の不祥事に対して、すぐに公表しリコールを行うべきであるという立場を崩さず、上層部と対峙します。
始めのほうのぐうたらぶりからは一変して、後半は頼り甲斐のある男に見えてきました笑
狂言師をやられていることもあり、表情豊かで、八角の人間性が存分に表れています。
ストーリーも面白く、社内の人間たちのさまざまな思惑が交錯しながら進んでいき、
社内の不祥事の隠蔽がだんだん明るみになっていき、話がどんどん会社の上層部へと上がっていくのが、この先どう話が落ち着くのかなとドキドキしながら観ていました( ＾∀＾)
豪華な俳優陣たちが紡ぐ壮絶な社内ミステリーで、面白かったです＼(^^)／
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