今回は、北山猛邦さん 作の小説『クロック城』殺人事件を読みました!
いわゆる「城シリーズ」として知られるミステリーシリーズの第1作目となるお話で、
ファンタジーな要素もありつつ、普通の推理小説とは違い、独特な世界観でした!
あらすじ
終焉を迎えつつある人類の世界。
探偵・南深騎(ミナミミキ)と菜美の下に、黒鴣瑠華(クロクルカ)と名乗る美少女が現れた。
瑠華に案内されたクロック城は、3つの時を刻む巨大な時計があり、城の中には、
眠り続ける美女や蠢く人面蒼。
そこに大きな鐘が鳴り響いたとき、首なし死体が次々と現れる、、、
感想
設定が終焉を迎えつつある世界、ということで、人類が生きる希望を見失い、警察等も機能しなくなっている世界のお話です。
結界のような能力まで出てきて、ファンタジーな要素もありますが、殺人事件のトリックではそういった類のものは出てこず、正統派の推理小説でした。
クロック城は過去の館・現在の館・未来の館と3つに分かれており、それぞれの館を行き来するには1階を通って移動するしかない。
そんな条件下の中で、首なし死体が過去の館と未来の館に出現し、その二つの首が現在の館で発見されました。
犯人は、館間を移動する必要があり、そのためには1階を通る必要があるが、1階は誰も通っていない。
その謎がずっとつき回り、南深騎は頭を悩ませます。
この不思議な事件を菜美の推理により、解決しました。
時計の針の上を渡って、館間を移動していたとは、思いつきませんでした笑
大胆なトリックですね💡
シリーズ1作目ということもあり、深騎と菜美との関係もまだ何か秘密がありそうなままだったので、次作以降に進展があるのかな🤔
SEEMと十一人委員会の動きも気になります😄
また2作目以降も読んでいこうと思います\(^o^)/
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