バリーさん日記

人生の記録用として始めました。のんびりやっていきます(^-^)

92冊目〜『クロック城殺人事件』〜あらすじ・感想(ネタバレあり)

今回は、北山猛邦さん 作の小説『クロック城』殺人事件を読みました!

いわゆる「城シリーズ」として知られるミステリーシリーズの第1作目となるお話で、

ファンタジーな要素もありつつ、普通の推理小説とは違い、独特な世界観でした!

 

 

あらすじ

 

終焉を迎えつつある人類の世界。

 

探偵・南深騎(ミナミミキ)と菜美の下に、黒鴣瑠華(クロクルカ)と名乗る美少女が現れた。

 

 

瑠華に案内されたクロック城は、3つの時を刻む巨大な時計があり、城の中には、

 

眠り続ける美女や蠢く人面蒼。

 

 

そこに大きな鐘が鳴り響いたとき、首なし死体が次々と現れる、、、

 

感想

 

設定が終焉を迎えつつある世界、ということで、人類が生きる希望を見失い、警察等も機能しなくなっている世界のお話です。

 

結界のような能力まで出てきて、ファンタジーな要素もありますが、殺人事件のトリックではそういった類のものは出てこず、正統派の推理小説でした。

 

 

クロック城は過去の館・現在の館・未来の館と3つに分かれており、それぞれの館を行き来するには1階を通って移動するしかない。

 

そんな条件下の中で、首なし死体が過去の館と未来の館に出現し、その二つの首が現在の館で発見されました。

 

犯人は、館間を移動する必要があり、そのためには1階を通る必要があるが、1階は誰も通っていない。

 

その謎がずっとつき回り、南深騎は頭を悩ませます。

 

この不思議な事件を菜美の推理により、解決しました。

 

時計の針の上を渡って、館間を移動していたとは、思いつきませんでした笑

大胆なトリックですね💡

 

シリーズ1作目ということもあり、深騎と菜美との関係もまだ何か秘密がありそうなままだったので、次作以降に進展があるのかな🤔

 

 

SEEMと十一人委員会の動きも気になります😄

 

また2作目以降も読んでいこうと思います\(^o^)/

 

 

 

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