バリーさん日記

人生の記録用として始めました。のんびりやっていきます(^-^)

98冊目〜珈琲店タレーランの事件簿7 悲しみの底に角砂糖を沈めて〜あらすじ・感想

 

 

今回は、大好きな『珈琲店タレーランの事件簿』シリーズの7作目となる本作を読みました!

 

books.rakuten.co.jp

短編集となる本作は、大小さまざまな短編が収録されており、どの作品も楽しめました!

 

 

 

あらすじ

全国高校ビブリオバトルの決勝大会にて、プレゼンの順番決めの抽選でトラブル発生。

 

くじに細工をしたのは誰か・・・

 

話を聞いていたバリスタ・美星の口から思わぬ真実が告げられる。

 

そのほか、「ハネムーンの悲劇」や「ママとかくれんぼ」など、

 

全7話を収録。

 

 

感想

長くて50Pほど、短くて10Pほどの計7話が収録されており、寝る前やちょっとした時間に気軽に読むことができて、

 

楽しく最後まで読むことができました😊

 

 

珈琲店タレーランに来るお客さんたちの会話から出てくる謎を、

 

そばで聞いていた美星バリスタが華麗に解決するという流れで、

 

アオヤマさんは、今回登場しませんでした。

 

 

好きなお話でいうと、冒頭の『ビブリオバトルの波乱』が面白かったです。

 

実際にあったお話をもとにつくられたもので、

 

ビブリオバトルの全国大会の発表順番をくじ引きで行ったとき、

 

「3」と「4」の番号が書かれた紙が2枚ずつでてくるというトラブルが

 

発生します。

 

その話を聞いた美星さんは、

 

現場の状況と生徒たちの会話から、くじに不正を働いた生徒が複数いることを見抜き、

 

見事、真相を突き止めます。

 

複数犯だという推理は、根拠を聞かされると、なるほど鋭いなと思いました💡

 

話を聞いただけで、真相にたどり着いてしまうなんて、美星さんの推理力は、相当なものですね😊

 

そのほかの短編も、悲しいけど、心がほっこりするお話や美星さんの高校時代のお話など、いろんな話があって、どれも面白かったです!

 

 

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